水虫についてどれだけの知識がありますか?身近に水虫の人がいる方も少なくないと思いますが、水虫ってなんだと言われると答えられないと思います。水虫の話をしていきたいと思います。

水虫の色々な体験談

特効薬、効き目が違うラミシールとクロロマイセチン

様々な病原体が引き起こす感染症は健康を害する大きな要因となるため、感染症に対して特効薬と呼ばれるものが次々に開発されてきました。
ラミシールは水虫の中でも特に重症の場合や爪水虫に対して高い効果を示す内服薬として頻繁に使用されています。

爪水虫の治療はラミシールの登場以前は苦労があったものの、内服薬として投与できるラミシールが使用されるようになったことで治療が容易になりました。
水虫は白癬菌という真菌による感染が原因で生じているものであり、真菌に対して効果の高い治療薬はそれほど多くありません。
その中でも副作用を減らすために外用薬として開発されたものが多く、ラミシールは数少ない内服で利用できる抗真菌薬なのです。

しかし、ラミシールは真菌に対してしか特効薬としての機能を果たしません。
他の病原体として知られる細菌やウイルスに対する有効性はないので注意が必要です。

一方、多様な感染症に対して特効薬となるクロロマイセチンは真菌に対しては効果がありません。
様々な細菌に加え、不定形菌に対しても効果があるのがクロロマイセチンの特徴であり、一般的な抗生物質では有効な治療ができないケースでも高い効果を示します。
頻繁に使用されてきた結果として耐性菌が増えてきていることや、重篤な副作用が稀に生じる点が問題になっているものの、他の抗生物質では治療効果が得られない際には未だによく用いられている細菌感染症の特効薬です。

このように同じように特効薬と呼ばれていても、ラミシールとクロロマイセチンでは効果を発揮できる病原体の種類に違いがあります。
真菌に対してはラミシールを、細菌や不定形菌に対してはクロロマイセチンを使用することで速やかな治療が実現できるのです。